インプラント治療後のアフターケアは最も重要です
インプラント治療は、無事にインプラント埋入が成功しておしまいではありません。天然歯と同じ様に噛む機能が回復するインプラントは機能的にも審美面でも優れた治療法ですがインプラント周囲の総合組織もアフターケアを怠ると歯周病と同じ様な状態になります。ご自身の歯のケアを行う様に、インプラントも徹底したセルフケアと歯科医院でのメンテナンスが必要です。
当院では3ヶ月に1回のペースでご来院いただきメンテナンスをお受け頂いております。適切なメンテナンスはインプラントの寿命を長く保つ事ができます。ここではインプラントのメンテナンス方法やアフターケアについてご紹介致します。
インプラント手術後の注意点
- 口腔内を清潔に保つ事は重要ですが傷口を刺激しない様に歯ブラシは慎重に行いましょう。
- アルコール摂取は血流が良くなり腫れや出血がひどくなりますので当日の飲酒は厳禁です。
- 喫煙は、血行が悪くなり、傷口の治りが悪くなるため出来るだけ控えましょう。
- 手術当日は血流がよくなる湯船に使ってのお風呂は避け、シャワー程度で済ませましょう。サウナも控えてください。
- 激しい運動は血流が良くなり傷口に影響が出るので控えましょう。
- 術後2~3日は、スープやおかゆなど、柔らかい物で栄養をとってください。また熱すぎたり辛い食べ物は傷口に良くないのでなるべく控えてください。
セルフケアの方法
インプラントに汚れが蓄積するとインプラント周囲炎になりせっかく埋入したインプラントに悪影響がでます。元からあるご自身の歯と同じ様に丁寧なブラッシングやフロスを心がけましょう。
普段からご自身でしっかりとインプラントの状態を確認し、異常が見つかればすぐに歯科医院での診療をおすすめします。
当院で行うケア(インプラント周囲炎予防)
インプラントの状態、お口の中の全体の状態、咬み合わせの状態、各部パーツの具合の点検など定期的にチェックを致しまう。その際セルフケアの見直しとして歯磨き指導やフロスの方法など適宜ご指導致します。
インプラント自体は虫歯になりませんが、その周囲の組織が歯周病になります。これをインプラント周囲炎と呼びます。初期の段階では痛みなどの自覚症状がないこともあるので、予防の観点からも是非定期検診をお受けください。