口腔内の疾患を治療するのが歯科口腔外科です
歯科口腔外科では親知らずの抜歯・顎関節症・口内炎などを治療します。お口の中に異常を感じたら、すぐにご相談ください。親知らずは、奥歯のさらに奥に生えてくるものです。まっすぐ生えてこないケースが多いです。
親知らずを放置しておくと、痛みや、食べ物が挟まりやすく、食べ物が詰まるようになってきます。周辺の歯が歯周病になってしまうことがほとんどです。本来不要なものですので、もし痛みやものが挟まりやすいという症状の方は早めにご相談ください。
顎関節症は、口が開きづらかったり、アゴに痛みがあったり、ものを噛むたびにアゴの骨が鳴るといった症状がみられます。原因としては、噛み合わせの悪さが挙げられます。当院では、マウスピースによる治療やドーソンテクニックという正しい咬合へ導く方法で顎関節症の改善を図っていきます。
口腔外科で多く治療する内容と詳細
親知らずの抜歯
親知らずとは基本的に生活において必要としない歯です。一番のデメリットは周りの歯が歯周病になりやすくなることです。親知らずと周辺の歯の隙間に食べ物がつまることで、むし歯になり、長期間放置することで歯周病になるリスクが高いです。親知らずが神経や血管に近いこともありますので、CTを使用した正しい診断の上で抜歯処置を行います。
顎関節症の治療
顎関節症とは、口を開けると関節が痛む、カクカク音がする、口を大きく開けられないなど、顎関節に症状がある場合に診断される病気のことです。顎関節症の治療方法はいくつかありますが、マウスピースを使用しての治療、あるいは、詰め物・被せものなどで噛み合わせを調整する「補綴（ほてつ）治療」を行います。該当する症状のある方は早めに一度当院までご来院いただき、検査をお受け下さい。
口腔内の腫瘍・口内炎
お口の中にできものや腫れが悪性あるいは良性でも口腔内に悪影響を与える場合には、切除します。「口内炎だと思っていて実際は悪性腫瘍だった」というケースもあります。口腔内が痛い、いつもと違うなど気になる症状が出た場合は一度ご相談ください。
口腔ガンのチェック・検査
いわゆる口内炎と思っていたら、口腔がんであった...ということも少なくありません。口腔がんは痛みを伴わないものが多いため、口内炎と区別がつかないことがあります。口内炎は通常は長くても二週間程度で治りますが、いっこうに治らない場合には注意が必要です。 当院では症状によっては大学病院をご紹介するなど、適切な対応をいたします。
親知らずの抜歯について
親知らずはただやみくに抜歯の判断をするべきではありません。抜歯が必要かどうかの判断基準や術後のケア方法を患者様ご自身で知っておく必要があります。また抜歯に伴う痛みについては当院では無痛治療を心がけておりますのでご安心いただけます。
親知らずを抜いた方がよいケースと抜歯の場合の手順
- 親知らずが斜めや横向きに生えていて周りの歯を磨くのに影響がある場合
- 親知らずが虫歯や歯周病になっている場合
- 親知らずの生え方で噛み合わせがうまくいかず歯茎に腫れがでたり、傷がついている場合
- 親知らずが手前の歯を強い力で押し、歯並びに影響が出る場合
麻酔
- 歯茎へ表面麻酔を塗布し、浸透するまでしっかり時間をおきます
- 麻酔が充分浸透したの確認したら歯茎へ麻酔注射を行います
外科処置
- 親知らずが歯茎に埋もれている場合は専用のメスを使い歯茎を切り開いて親知らずを露出させます
- 親知らのを一部を削る、または分割します
- 親知らず抜歯します。分割した場合は頭の部分から抜歯します
- 抜歯穴を綺麗に洗浄します
抜糸
- 切開した歯茎を縫合します（通常1～2週間後に抜歯）
最大限、安全と痛みに配慮した親知らずの抜歯
高度な技術と実績を兼ね備えた歯科医師による処置
親知らずは外科治療です。ただ抜歯と聞くと身近に感じてしまいがちですが、難しい症例の場合は歯茎を切開し、骨の中に埋まった歯を取り出す処置になりますので全ての部分が露出した歯を抜歯するのとは難易度が全く変わってきます。当院ではどのような難症例にも対応できるよう実績・知識の豊富な歯科医師が最先端の医療機器を使用し、親知らずの抜歯を安全に行います。
最新鋭の歯科用CTは安全な抜歯処置に必要不可欠です
下顎には大切な神経がたくさん通っています。親知らずの根っこの近くは特に太い神経が通っていますので、抜歯の際には神経の位置を正確に把握し慎重に処置をする事が大変重要なのです。
レントゲン撮影のみでわかる場合も多いですが、二次元で平面的な画像のため、神経や血管の位置を立体的に把握する事ができずに、抜歯の際に神経を傷つけてしまう恐れがあります。
当院ではそのような恐れのある場合には、最新鋭の歯科用CTを使用し精密な事前検査を元に安全で安心な処置を行う事ができます。
コールドレーザー治療で痛みをとことん排除します
下顎には大切な神経がたくさん通っています。親知らずの根っこの近くは特に太い神経が通っていますので、抜歯の際には神経の位置を正確に把握し慎重に処置をする事が大変重要なのです。レントゲン撮影のみだと二次元で平面的な画像のため、神経や血管の位置を立体的に把握する事ができずに、抜歯の際に神経を傷つけてしまう恐れがありますので、当院では最新鋭の歯科用CTを使用し精密な事前検査を元に安全で安心な処置を行う事ができます。
最新設備と正確な診断で安心・安全の親知らず抜歯をお約束します
親知らずの抜歯は痛みを伴い、抜歯後もしばらく痛みが続くかもしれない・・と不安を抱く患者様も多いのではないでしょうか？当院ではそんな患者様の為にも最大限痛みに配慮した治療を心がけています。患者様の不安を取り除く為にも、豊富な知識と高い技術をもった歯科医師がしっかりと対応させていただきますのでどうぞご安心ください。
