二子玉川の小児矯正ならお任せください
まず知ってほしい、健康寿命における歯の役割
8020運動という言葉を聞いたことある方もいらっしゃると思います。
80歳で20本の歯が残っていれば、満足した食生活を送ることができると言われている為、日本歯科医師会が厚生労働省と共に推進している運動で、『生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように』との願いを込めて平成元年よりこの運動 が始まりました。
30年以上が経過し、虫歯や歯周病のメインテナンスの重要性もさることながら、上下歯列の正しい位置関係、正しい噛み合わせを有することの重要性が歯の喪失と密接に関係していることがわかりました。
矯正治療は親から子への最高のプレゼント
正しい噛み合わせとは、当院の噛み合わせ外来、矯正歯科のホームページにて詳しくお話をしておりますので割愛させていただきますが、
その正しい噛み合わせを得る為には成人でも矯正治療が必要であることが多いです。当院で拝見する成人矯正を希望される患者さんは、矯正治療としては難症例に分類される方が多く、中高年で歯を失って初めて歯列矯正の重要性を身をもって感じた方も多いのではないでしょうか。
歯列矯正は大人の歯が生え揃ってから始めるのではなく、生え変わる前、生え変わる時期に治療介入することで、大人の歯の歯列をより確実に正しい位置関係へと導くことができます。
小児が自分で矯正治療を希望することはほとんどないため、ご両親がお子様の将来の歯の健康を導いてあげるという意味で、一生物のプレゼントになると言っても過言ではないでしょう。
悪習癖が招く歯列の悪化
歯列の位置関係は骨格性の遺伝も関係していますが、様々な習癖も密接に関係しています。
舌で前歯を押す癖、指しゃぶり、口唇を噛む癖など、成長期における様々な癖が歯列を悪くする要因となります。
何が原因で歯列を悪くしているのか、早期発見・早期治療が歯列の悪化を防ぐ為には必要です。
子供の頃矯正治療をすれば大人になってしなくても良い?
子供の頃矯正していた方で、実際は前歯が噛んでいない、後戻りをしてしまっているようなケースを良くお見かけします。小児矯正はⅠ期治療とⅡ期治療に分かれており、小児で行うのはⅠ期治療です。Ⅰ期治療で完成する症例はほとんどなく、多くの患者様は成長後のⅡ期治療が必要になります。小児矯正の目的は、小児期成人矯正を行う上で顎骨の成長を予測しながら、成人矯正で完璧な噛み合わせに近づけるための土台作りと考えてください。成長を利用する装置など、小児期にしかできない治療もあります。将来的な歯の喪失を防ぐ為には、小児期から正しい噛み合わせを構築していく必要があります。
矯正治療を始める時期
大人の歯が生え始めるのは6歳臼歯と呼ばれる第一大臼歯が生える6歳頃ですが、歯の生えるスペースは顎骨の成長と密接しています。歯並びの状態は人それぞれであり、矯正治療を開始する適正の時期もお子様により異なります。
早めに診察を行うことで開始時期を決めることができ、歯列にとって悪影響である習癖を取り除くことができます。少しでも子供の歯列が気になるという方は、是非お早めにご相談ください。
矯正治療が必要ない小児はほとんどいない
小児と表現しましたが、成人も含めて正しい噛み合わせを獲得する為には正しい歯列が必要で、顎骨の成長が止まるのは平均して高校生前後です。
それまでに歯の生える骨の位置関係から改善していくことも、矯正治療の成功には不可欠です。歯列不整の多くは顎の骨の大きさに対して生えてくる歯の大きさが大きく、生えてくるスペースがないために結果として遅く生え替わる大人の歯が歯列を逸脱して生えてくることで起こります。
代表的な例は八重歯で、これを改善する為には矯正のための抜歯が必要となります。成長期の段階で骨ごと広げてあげる・成長を誘導してあげることで、 歯の生えてくるスペースを作ってあげる必要があります。健康診断で虫歯を指摘されたから歯医者に行く、虫歯予防で歯医者に行くという方が多いのではないでしょうか。
噛み合わせ・歯並びの悪さにより噛む力が不均一になってしまい、一部の歯に過大な負担がかかることで虫歯や歯周病になりやすい環境ができてしまいます。 このように歯列不正は歯を失う根本的な原因となっていることも多いので、 審美的改善を行うだけでなく歯の寿命を長くするためにも矯正治療は重要な治療となります。
小児矯正の種類
当院ではお子さんの成長に合わせた矯正方法をご用意しております。ライフスタイルと合わせて一緒にベストな矯正方法を見つけていきたいと考えております。
可撤式装置
床矯正(しょうきょうせい)とは顎の成長を利用した矯正治療法です。入れ歯に似た取り外し可能な矯正装置で、寝る前に装着して歯が綺麗に揃うスペース作りあげていきます。お子さんの顎は成長段階ですので、歯並びが気になり始めた時のファーストチョイスとしてもおすすめです。
固定式装置
歯1本づつに固定式のブラケットを取り付け、ワイヤーで矯正していく固定式の装置です。基本的には第Ⅱ期治療で使用することが多いです。
矯正費用
内容 | 詳細 | 治療費(税込) |
---|---|---|
診察、処置料 | 5,000円 | |
検査、診断料 | 50,000円 | |
小児矯正 | Ⅰ期治療 | 400,000円〜 |
装置破損、紛失による再製作 | 30,000円 |
小児矯正後のⅡ期治療への移行( 永久歯列期 )
内容 | 詳細 | 治療費(税込) |
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マルチブラケット | 600,000円 | |
インビザライン | 症例に応じて変動あり | 〜800,000円 |
小児矯正専門ドクターが在籍
- 矯正歯科
- 小児矯正
歯科医師/歯学博士高良 有理江Yurie Takara
経歴 | 昭和大学歯学部卒業 昭和大学歯学部歯学研究科博士課程修了(歯科矯正学専攻) 昭和大学歯科病院 歯科矯正科勤務 二子玉川三好デンタルクリニック勤務 |
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所属等 | 昭和大学歯科病院 歯科矯正科 日本矯正歯科学会 日本歯科審美学会 日本口蓋裂学会 日本歯科理工学会 |
ご挨拶
主にお子さんの矯正を担当させていただきます。患者様に寄り添った矯正治療・丁寧なコミュニケーションを心がけております。歯並びに関して、どんな些細なことでもご相談ください。